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株式会社 ケーヤード

造船気質

NAPA Ship Model


NAPAのような3D-Shipソフトを探すのに15年かかった。 プログラムが興味津々。
左上がTextEditer、 ここに座標とタグとプログラム言語でRunして蜘蛛の巣を
書くのだ。 左下がMainWindow、 プログラムEditerです、 あれこれと警告が出る。
右大がHull Surface Editer、 CADだと思えば悲しい、 確認・修正Editerです。
HSEで修正段階になるまでは、 ほとんど3Windowで仕事する。 今時じゃない気が
プログラムとその言語に慣れるまで辛い。 こつを得るまで、 戸惑いの連続・・・。
苦しかったが、 曲面を語るには定義から入る手段も基本であり必須なのかも。


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HSEで楽しいフェアリング・面修正といきたいけど、 線の定義が悪いと
面もすったくれもない。それを乗り越え慣れてくれば、 いつもの
スプライン制御点移動の2D-CAD現図の操作で進めれます。 やはり
大型船主体のプログラムなので小型漁船の複雑な曲面は苦手なのか、
結構ネットの目が細かくなり過ぎる(ライン・パッチ多い)ため、 細かな
ムラ取りと自動のパッチ補助線の理解にやっぱり予想以上苦労した。
Surface精度は現場的には問題ないが、 精度を上げるにはやはり熟練
の技がいる。 Surfaceセンスが良くなるコマンドはありませんので・・。

*2010年 上記の下流設計に渡す3Dファイルの概念が変わり改善された。
バウンダリーカーブとかを決め、 最小面数でファイルを渡せるようになった。


マザーが出来たら、システムプログラムだからこんなことも!
(Transformation できなきゃNAPAやる意味がない。)


下の図はNAPAで8あさひ丸を創成後、 幅で+8% 測度長さで+1.3%
にしてTRAコマンド一発でボヨン、 超楽して完成したのが18幸隆丸。

部分割合定義しバルバスを焼き餅を引っ張ったように伸ばすことも。

船体の面(ハル)が完成したなら、 喫水線指示で容積等の
ディメンションも瞬時。 タンク容積計算も。 そこで逆に容積や
CBを変えて入力すれば船体線図がTransformationする。 これ
だけでも初期設計の自信までの時間を大幅短縮できますよね。
ここらでやっと頑張った甲斐がでた。 こんな幸せ・・が現実に


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細かな SurfaceのムラはKEYCREATORにIges Fileで
持ってきて検証し、 NAPAにフィードバックしたりなんかもする。
もっとNAPAの達人になって、 若い者に教え共有したい気がする。
習得期間はLINE屋以外の設計者でも。 自分が教えれば1・2ヶ月
とか、自分はもう、 このパートも早く卒業したいから言ってます。

NAPAオペ習得に後先はないです。設計のベテランから入る・
若年者が遊びながら入るどちらでも有益には違いない。
けど、待ち構えているのは適正もあるが、 あくまで人の
作ったプログラム。特殊な慣れが必要、頭がすり減ります。

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