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(4)配置・室内外艤装
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次ページで一般配置図をじっくりとご覧下さい。
居住区・艤装等細部は乗組員の要望を聞き、狭い空間を有効に
使う案を出しあい、無駄のない配置となっております。
艤装詳細写真は本書の図面の最後に概要写真乗せています。
(5)船殻
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主船体と上部構造は全てマリングレードのアルミ材 H4000
A−5083−Oを用いた全溶接構造としている。 構造様式は構造
の外力の方向に合わせて横通・縦通を使い分けて併用する方式
です。本船の構造部材寸法はJG海検27号により、NK 鋼船規則
CS編を修正して各部材を算出しますが、"(NK 鋼船規則 CS編を
アルミ合金船に適応する場合の修正法ついて(NK委員会)"も
準用しています。
各ブロックの構造・局部補強等は、アルミ船先駆者の長い経験数
生かし縦強度・捩れ・亀裂等の問題が無い様には既に基本です。
(6)主要機器要目
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現存の大型船と主機関・推進器以外の機器は型式メーカー違えど
航海・漁労計器も含めて要目はほとんど同じゆえ、省略します。
(7)海上試運転
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満載出港状態のテストではないのとJG用ですので結果表は省略
します。 試運転は問題なく、船主・船頭の表情も穏やかで安心。
軽貨重量にFO10kl+漁倉10tのトリム状態で実施致しました。
操舵試験・旋回・前後進試験は4/4出力でも緊張感のない船内
で大傾斜しない、振動のない船体で軽い走りが印象でした。
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